サーカディアリズム:概日リズム:体内時計 引っ越してからのここ1ヶ月
早起きしなければならない状況が
続いたこともあり
夜早々に眠くなり
ぐっすり眠ってしまうことが多く
早朝は朝日が昇る頃に目覚めるため
目覚まし時計が鳴る前に
起きる生活習慣へ
おかげで
すっかり健康的な生活軸が
できつつある昨今です
植物や動物のみならず
菌類や藻類に至っても
その中にある
あらゆる「細胞」は
自律的にそれぞれの「リズムで振動」する
時計を持ち合わせています
これを
「サーカディアリズム:概日リズム:体内時計」
と言います
この振動は
「時計遺伝子」による働きで
これにより
生理現象でもある
次のような変化が
制御されています
睡眠、覚醒サイクル
体温
血圧
ホルモン分泌
神経活動
エネルギー代謝
運動機能
この体内時計の乱れ
(時差や睡眠の制限など)は
腸内フローラのバランスの乱れや
代謝の乱れに
相互作用しています
相互作用ですから
腸内フローラのバランスの崩れや
代謝の乱れにより
体内時計も乱れる
ということでも
腸内細菌の比率
冒頭でお伝えした
腸内細菌の比率ですけれど
60歳以降の腸内ではなぜか
善玉菌が減り
悪玉菌が増える傾向があるのだとか
理由は定かではありませんけれど
これにより老化が進むことは間違いなく
歳をとると
寝る時間がやけに短くなったり
昼と夜が逆になったり
その体内時計が
乱れる傾向にあるのは
年齢とともに
腸内細菌のバランスが
変化することにも
原因がありそうだなと
年齢に限らず
腸内細菌の比率が崩れると
脳にストレスを与えるため
メンタルのバランスも
崩しやすくなるとも
既にご存じの方も
いらっしゃるのかも?しれませんが
「シンバイオティクス」
という治療法があるらしく
「プレバイオティクス」
腸内細菌の餌を摂取することで
善玉菌を増やす方法
と
「プロバイオティクス」
健康を目的として
身体に有用と考えられる菌を
摂取する方法
を合わせた治療法
食養の世界で語られる話の中に
粒の米、特に玄米を食べる子供は
芯の強い子に育つ傾向にあるとも
校内が荒れている学校の給食を
パン食からご飯食へ変更したことで
その荒れが緩和されたとも
自閉症は
腸内フローラの異常が原因という
報告が出ていたり
キレやすい子供には
腸内細菌のバランスを整える方法で
その性格が緩和される可能性があるなど
いわゆる「性格」や「病」として
片付けられてきた事が
食べ物や生活習慣により
変えられる可能性が
医学的にも見えてきたのではないのかな?と
マクロビオティックのスクールで
故 田中愛子先生は
玄米菜食を勧める際に必ず
「良く咀嚼すること」を加えて
教えてくれました
良く咀嚼することで
ホルモンの分泌を促し
アンチエイジングになる
満腹中枢も刺激されるため
食べ過ぎない食習慣になる
咀嚼することで
脳も活性化されるため
「知恵」が浮かぶようになる
といった事をお話くださいました
当時の教えを
しっかり録音していたわけではないため
私の使っている言葉が
その教えに正確ではないかもしれませんけれど
おおよそそのような事を
おっしゃっていたかと
「体内時計」の乱れは
過剰な脂肪の摂取によっても起こります
残念ながら
高脂肪な食品は
嗜好性のものが多く
「わかっているけれどやめられない」
という食品ばかり
幸いなことに
玄米に含まれる
「ガンマオリザノール」という成分が
高脂肪の嗜好性を減らすことが
わかってきました
ついつい手が伸びて
わかっているけれど止まらない
という人にも(=私です)
玄米ご飯をよく咀嚼して食べる行為は
それらの摂取を控えて
体内時計を乱さないための
メンタル的にも乱れないための
有効な手段と言えそうです
(参考書籍:すごい酪酸菌)
日本の小児の約20%が
便秘なのだとか
腸内細菌のバランスが
小さい頃から乱れているということでも
幼児の時からの
「食生活」が大事だということでもあります
現在
●児の母です!父です!
という人は特に
日頃の食生活からぜひ
見直してみてくださいね♥
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