”特にお腹の調子が悪い人にとっては
なおさらです
それは
人の腸内細菌は
指紋のように多様でそれぞれ違うからです”
「腸内細菌の逆襲」より引用
同書では
必要なのは
オーダーメイドの食事療法だとも
解いています
これを書いた著書は
医学博士でもあり江田クリニック院長でもある
江田証先生
この先生はいわゆる
現代医学の医師ではありますけれど
語っている内容は
体質が十人十色であること
=東洋医学的な視点を持ったものでも
同書では
お腹のガスが健康寿命を決めている
という内容も書かれています
とかく便秘や下痢となると
重要視されがちなのは「大腸」ですが
本来注目すべきは「小腸」だということも
例えば「発酵」と聞くと
昨今は誰もが腸に嬉しいものと捉えがちですが
大腸には適度な発酵が良いとされていますが
小腸における発酵は
過度の負担を強いることになり
調子が悪くなる原因に
過去にアジア人があまり持っていなかった
メタン産生菌は
体内でメタンガスを作り出します
動物実験によると
小腸にメタンガスを注入すると
腸の運動機能が落ちるらしく
人間でもメタンガスが多い人は
幸せを感じさせてくれる
「セロトニン」のレベルが低くなるとも
そしてこのセロトニンが低いことは
気分のみならず「便秘」になる要素にも
昔はアジア人はあまり持っていなかった菌ですが
昨今はそうでもなく
また
同じガスでも
小腸内に水素ガスを発生させる菌が
活発に活動して
水素ガスを作り出していると
下痢になるとも
お通じの調子が悪い人は
小腸に必要以上に菌が増殖していないか?
という点も考慮した方が良く
陰陽の眼鏡でみると
単純にみた場合
便秘は陽で
下痢は陰
(便秘の中でも陰寄りの便秘や、陽よりの便秘もあります)
メタンは陽で
水素は陰
特に「過敏性腸症候群」
と診断された人は
抑えておきたい内容でも
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