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若年女性だけじゃない!40代男性にも多い過敏性腸症候群とは?|Yoshin通信:056

更新日:2023年12月27日


ときどき急に発症する「下痢」がつらくて・・・

以前ステキ女子からいただいたご相談でした

あれから月日がだいぶたち


まだまだ未解決な点も多いのですけれど

月日とともに徐々に

見えてきている部分もあるようです


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ご存じですか?『過敏性腸症候群』

小腸・大腸で起こる機能性腸疾患=IBS

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以下はIBSで統一しますね


IBSは主に次の4つに分類される

 1.D-IBS(下痢型)

 2.C-IBS(便秘型)

 3.M-IBS(下痢と便秘の両方)

 4.U-IBS(分類不能型)

世界では、IBSの有病率は約9%

若年女性に多いと言われてきました


2023年5月に実施された

九州大学の調査によると

日本では有病率が15%ほど

1番多いのはM-IBS(下痢と便秘の両方)

次に多いのが

D-IBS(下痢型)で世界とは異なり

40代男性が多いと報告されています


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特に思い当たる理由もないのに

次のような症状が生じます

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・我慢できないつらい腹痛

・腹部膨満感(ぼうまんかん=お腹の張り)

・しぶり腹(トイレに行ってもなかなか出ない)

・ゴロゴロ鳴る腹部不快感

・便通異常(下痢や便秘の持続や再発)


これらの症状は、IBSに限らず

器質的異常(実質的な形のある物質=器質)

例えば大腸がんやクローン病(消化器系の炎症)

潰瘍性大腸炎などでも

同様に発症するため

いずれの症状なのか?を

見極める必要があります


病院などでは

その判断材料として

血液検査や便潜血検査

腹部レントゲンなどの検査も行っています


問診などで確認するのは


 年齢が50歳以上か

(大腸がんは50代以上の確率が多い)

 過去の病歴や近親者の病歴

などで確認する他

 突然の体重減少がないか

(6ヶ月 以内に3kg 以上の減少)

 粘血便が出ていないか

 口腔内に腫瘍がないか

 就寝中の腹痛や下痢がないか※


といった情報も有益に

※ IBSの場合、脳が眠っている就寝時には発症しない


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食養としての不腸時の指針は?

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・腸内環境を整える

・自律神経を安定させる

・肝機能、腎機能を高める

といった点に重きを置いています


ちなみに

自立神経を安定させる食べ物は?

・ナツメ

・麻の実

・発芽玄米

・ニラ

・ネギ、玉ねぎ

・ゆり根(お正月に出てきますね!)

・蓮根

・胡麻

・金針菜

・紫蘇

・ほうれん草

・ラッキョウ

・ハスの実

・海藻類 など


不規則な生活からの脱却

腹式呼吸で腸の活動を活性化したり

外側から腸をマッサージしたり

軽く散歩をしたり

家の掃除をしたり

など、こまめに動くこともポイントに!




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